歩を進めるごとに、これまでの自分を省みる。
ともに過ごした時間に思いを馳せながら、
ありのままの心になって故人のもとへ会いに行く。
漆黒の扉を開いた瞬間にはじまる、もうひとつの時間。
心を縛るものは消え去り、
大切な人と心ゆくまで語り合うことができる。
お堂を出ると、鮮やかな自然の光があなたを迎える。
桜や銀杏の大木が見守る日本の原風景の中にしばし佇めば、
明日へと向かう清々しい力が湧いてくる。